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士業(サムライ)日記  専門家集団・丸の内アドバイザーズのブログ

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かんぽの営業は罪深い 

かんぽ生命について不適切販売について報道がされております。
法令違反の疑いなどがあるとされておりますが、本当にたちの悪い行為です。

よく、ご相談を伺っていると、生命保険についてもお尋ねを頂いたり、あるいは相続対策について現状を確認する過程の中で、生命保険の契約状況を整理したりいたします。
そうするとよく、郵便局の営業に勧められて、かんぽ生命やその他郵便局で販売している生命保険を、過剰と思われる水準で契約している方が少なからずいらっしゃいます。そういう方は、言葉は悪いですが郵便局の販売員を盲信していらっしゃるような
方が多く、保険の内容や掛ける目的などよく考えずに言われるままに契約していらっしゃいます。
不必要な保険であったり、過剰に契約していると考える場合は、その旨の意見は申し上げますけれども、残念ながら郵便局という信用は大きく、必ずしも見直しをされるとは限りません。

あくまで私の見聞きする限りの狭い視野での印象ですが、郵便局の販売員は、郵便局に対するお年寄りなどの信用をカサに着て、強引な営業をする人が目立つ印象です。これは生命保険に限らず、投資信託など運用商品についても同様です。
郵便局の信用を利用して、不適切あるいは違法に保険や金融商品を販売するというのは、卑劣な行為でもありますし、国の信用を損なうことにもつながる本当に罪深い行為だと思います。
生命保険に限らず、しっかり現状を把握して、強引な営業を一掃してもらいたいと思います。
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災害時に備えるウォーキング 

 この連休を利用して、職場から自宅までのウォーキングをやってみました。
災害を想定して、兼ねてやっておきたいと考えていた試みです。

 東日本大震災の時には、地震の後家族の安否を確かめようとしても、ケイタイやメールなど連絡が通じなくなりました。
夜の10時くらいに電車が動き始めるらしいと聞いて駅に向かったのですが、大変な混雑と、余震の度に安全確認で止まったりするのとで、殺人的な満員電車の車内でぼろぼろになりながら通常1時間ほどのところ4時間以上かかって未明頃ようやく家に着きました。
 ヘトヘトになりながらも、そこで初めて家族の無事を確認できて胸をなで下ろしました。

 近くの職場で働いていて、同じ市内に住んでいる友人は、いつも車で通勤していて、その日も車で帰宅を試みたそうなのですが、車も大変な混雑でまともに進まない麻痺状態で、家に着いたのは明け方近くだったと聞きました。

 周りの人たちに聞いて見ると、安全なところで一晩待ってから帰宅するのが一番帰宅の負担がなかったようですが、何しろ職場にいて家族と連絡が取れないと、どうしているか心配で、なんとかして早く帰って家族の安否を確認したいと思ったものでした。

 そこで今回、いざというときに備えて一度家まで歩いてみようと試みてみたという次第です。
普段一時間あまりの通勤時間ですが、スマホの地図で経路を確認すると24キロくらい、実際に歩いてみたところ、途中でお昼を食べたり休憩した時間を含めてちょうど7時間くらいで家に到着しました。
歩いている時間は正味で5~5.5時間だったと思います。
私と家内と息子(中学生)の三人で歩いたのですが、私一人だともう少し早く着いたかもしれません。
この距離を歩いたのは初めてでしたので股関節に少し痛みが生じたり疲労はありましたが、多少の余力はあり、翌日外出するのにもそれほど苦痛はありませんでした。

 ただし、当日はわりとさわやかな天気で、朝9時過ぎに出発したのですが、昼過ぎくらいに暑さを感じたくらいで、気象条件はとても良好でした。歩きやすい服装と運動靴で、水も随時自販機やコンビニで買いましたので、荷物もさほどありません。
それに対して、もしもの時は季節もいつかわかりませんし、仕事からの帰りであれば、スーツに革靴ということになりますので、かなり条件は違うだろうと思います。水も途中で不自由なく買えるとは限りませんし、水を持って歩くのであれば荷物も重くなります。
念のためにPCを持って帰ろうと考えたりしたら、通勤用の鞄を担いで歩くのはかなり負担が増すものと思います。夏場であれば日中に歩くのは避けるべきだと思いました。

 家内は交通が復旧するまでは職場で待機した方がいいという意見でしたが、家族の無事が確認できればそうするかもしれませんけれども、連絡が取れなかったらやはり早く帰りたいと思いますし、やっぱり一緒にいられたらその方が安心です。

 今回は長い休みでしたので、思い切って歩いてみて大変いい経験になりました。
好天に恵まれて軽装で歩いたとはいえ、思ったより負担を感じずに歩けたのは収穫でしたが、意外とあまり体重が減らなかったのはちょっと残念でした。
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九州 出張 

前回の大分出張に続き、今回は熊本に行ってきました。
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熊本城は修復工事中でした。

この1年あまりでは、福岡、宮崎、大分、熊本と九州への出張が続きました。
事業承継やM&Aのご相談が多かったのですが、これからも九州へはご訪問の機会が続きそうです。
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資産課税の強化に思うこと 

【資産課税の強化に思うこと】
by 岩松琢也

 丸の内アドバイザーズの岩松です。

 昨年、書評を見て興味を持って、トマ=ピケティ氏の"Capital in the Twenty-First Century"という本を買いました。そのときはまだ日本語に翻訳されていなくて英語版を買ったのですが、結局いくらも読まないうちに日本語版(”21世紀の資本” みすず書房)が出版されてしまいましたので、そちらも買おうかと思っているところです。

 この本では、経済成長や所得格差について統計的に分析したうえで、資産課税の必要性が述べられております。
近年世界的に、富の偏りや経済的な格差の問題、相続税などの資産課税の税制についての問題について、関心が高まっておりましたので、それらの問題について、膨大な統計データの分析に基づいて考察した本書は世界的に話題となりました。

 日本でも、アベノミクスについて格差の面からの議論があったり、なによりも今年(2015年)の1月から相続税の増税が実施されるタイミングでしたので、とりわけ関心が持たれたということがあるだろうと思います。

 さて、その相続税の増税についてですが、国の税収に対してのインパクトという面では、正直なところそんなにおおきな収入増にはつながらないだろうと思います。もともと課税の対象になる人は全体の数パーセントでしかない税目ですので、国の税収という規模からすれば、消費税や所得税のような金額にはなり得ません。これは、どちらかというと、消費税の税率アップ、法人税の税率の軽減に対して、富裕層に対する負担増の税制改正を合わせて行うことによって、バランスをとり批判をかわすという効果と、所得の再分配効果を狙ったものだろうと私は認識しております。

 しかし、国の税収としてはそれほどではなくとも、課税される側へのインパクトは甚大で、高齢化の問題とも絡んで相続税に対する関心は相当高まってきております。おそらく、今回の改正にとどまらず、今後も資産課税の強化は進んでいくでしょうから、当分の間は課税サイドと納税サイドとのいたちごっこが続くだろうと予想されます。

 国としてみれば、資産課税を強化するのであれば、個人資産の保有状況についての把握と、国外への資産逃避の防止が必須となります。平成26年1月から国外財産調書の提出という制度が始まっておりますし、今度の税制改正大綱でも、財産債務調書の提出基準が見直されております。個人が海外に振り込みを行う際にも、金融機関の窓口での手続きは厳格になっているとも聞いております。また、ことしの秋からはいよいよマイナンバーが導入されて、国民全員に番号の通知が始まることになっております。

 これらは、施策としては避けがたい流れであるともいえますが、経済活動がグローバル化している中にあって、一方では税負担を軽減するなど富の流入を図る政策を採っている国もあり、日本から富が流出してしまったり、国内の経済に活気が失われたりしないかという懸念もつきまといます。

 日本は国の債務が1000兆円を超え、財政状態の悪化が懸念されております。今のところは、対外的な債務は少なくほぼ国内で国債が消化されていて、個人の金融資産が債務を上回っている状態ですが、これが逆転してしまうと破綻の危険は現実になりかねません。

 これを企業会計にたとえると、たとえば貸借対照表に年商を上回る借り入れがある一方で、借り入れに対応するだけの預金などの金融資産もあってバランスを保っており、金利と元本の返済は苦しいのだけれども銀行が借り換えに応じてくれているので回っている、という状態といえるかと思います。

 企業価値を評価する際には、資産から債務を差し引いた純資産による評価の尺度と、その企業がどれだけの利益を生み出しているかによる収益力による尺度とがあります。いまの日本は、収益力や成長力に対して負債がかなり大きい状態になっていて、それが金融資産によりきわどくバランスしている状態ですけれども、債務が急には減らない以上、財政を安定させるには、企業でいえば収益力を上げると共に、可能であれば資本を注入して自己資本を充実させるということになります。これを国に当てはめると、収益力を上げるということは、経済を成長させてGDPを増やしたり、経常収支を黒字にするということになります。資本を注入して自己資本を充実させるということは、たとえば海外から日本への投資が増えるようにするということが考えられます。

 財際を安定させて日本のいわば企業価値を上げるためには、国内の課税の強化や資金の流出を抑えるばかりでなく、海外からの投資や人の流入を増やすと共に、国として経済活動の高付加価値化を図る施策を並行して進めていかなければならないものと考えます。
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タイへの海外進出視察 

【タイへの海外進出視察】
by 岩松琢也

 所得税等の確定申告の時期を迎え忙しくなってきましたが、今週、TKC出版の主催によるタイへの企業視察に参加をして参りました。

 現地では、JETRO、タイの金融機関、タイで最大の工業団地運営会社、日本からタイに進出している企業の工場3カ所に加え、日本からタイに進出する企業にコンサルティングやサポート業務を行っている会計事務所などを訪問し、日本からタイへの海外進出の状況等について視察をして参りました。

 タイは、他の東南アジアの国々に比較して早くから日本の企業が進出しておりましたが、一昨年の洪水でネガティブな印象を持たれていることもあるようです。
 一方で、インドネシアやヴェトナム、カンボジア、バングラディシュ、ミャンマーなどが今後の成長性や、人口の多さなどで注目されていて、少し目立たない印象も私は持っていました。

 しかし、行ってみると、早くから日本企業が進出していただけあってインフラは非常に整備されており、電力などエネルギー供給などに不安はありませんし、大変親日的なで国で、日本からの海外進出の誘致にも熱心なようです。シンガポールに行った時には、車や家電製品を始め、日本の商品が全然目立たないように感じましたが、タイでは車もほとんど日本車でしたし、家電売り場でも、ケイタイはサムスン一色でしたが、洗濯機や冷蔵庫など、日立や東芝の製品も多く置いてあって、日本のヨドバシカメラなどの方がよほどハイアールやLGなど中国や韓国の製品が多く並んでいるように感じました。

 現地のコンサルの方や、工業団地の運営会社の方達に話しを聞くと、それぞれヴェトナムやインドネシアなど他の東南アジアの国でも仕事をしているそうなのですが、将来性という点ではそれぞれの国に魅力はあるが、現時点で言うと、インフラの整備や社会の安定性、治安や労働者の気質などトータルにみると断然タイがすぐれているという意見でした。マイナスポイントとしては、人件費が他よりも高めなのと、タイの人たちはのんびりしたところがあって、単純労働の生産性でいうとヴェトナムなどの方がいい、ということでしたが、それでも日本国内で製造するのと比較すればメリットは十分あるので、例えば日本の中小の製造業の会社が単独で海外に進出することを考えるのであれば、タイが一番検討しやすいはずだということでした。

 タイで訪問した会計事務所の方は井上さんという会計士の方だったのですが、実はたまたま10年近く前にお世話になったことがある方で、思いがけずタイで再会するということになり非常に驚きでした。
 その時は、M&Aで、会社を売ってアメリカに移住したいという方があり、日本国籍でアメリカに住んでいる人が、日本にある会社を売って、お金をアメリカに持っていくというご希望でしたので、それについての税務的な問題などについて相談に乗ってもらったのですが、まさにそれ以来のご縁でした。

 井上さんはタイの他にヴェトナムやモンゴルにも事務所をお持ちのようですが、現在はタイでの事業が中心になっているようでした。

 昨年は中国のカントリーリスクが大きくクローズアップされたせいもあって、タイが見直されているようです。一時は洪水の影響でネガティブになっていたのが、去年からは改めて日本からの進出がラッシュになってきているとも聞きました。

 安易な進出は禁物ですけれども、生き残りをかけて慎重に準備をした上であれば、タイは有力な候補地であるということは間違いないように感じました。
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